2005/11/01

[雑] $100 パソコン

つい先日,MIT で $100 パソコンの研究プロジェクトが進んでいるという話を書いた.その後,いろいろと調べてみたら,ネグロポンテ先生が,MYCOM の取材にこたえている記事を発見.【レポート】$100ノートPCの現状 - デジタルデバイド解消へ、MITメディアラボ所長語る (MYCOM PC WEB)
このなかで,びっくりしたのは,その金額と出資元.
OLPCの活動を支えているのは、設立時より参加している米Google、米Advanced Micro Devices(AMD)、米Red Hatをはじめ、メディアの米NewsCorp、流通の米Brightstarの5社。設立当初5社から集まった1600万ドル程度の資金は、100ドル PCの開発・検証やプロトタイプ設計に充てている。

すごいなあ...1600万ドルですか.それに,出資元で気になるのは,AMD と Google.AMDはむかしから $100パソコン実現を目論んでいたので,ある意味,アウトソーシングにあたるのかな.あと,AMD の$100パソコンを期待している Google も入っている.Google は,自分達で格安端末を配布して,すべての情報を Google のネットワーク側に持ってくるんじゃないかなと思っていたのだよね.
もうひとつびっくりしたのは,受注台数.
この100ドルノートPC、今年11月17日世界情報社会サミットにて、実際に動くモデルを発表、来年末までに最初の事例が出ることを目指している。現在、タイなど5カ国から受注を受けており、台数は国にもよるが、1国あたり500~1000万台単位とのこと。現在の課題は、億単位の数を生産するための生産体制という。

すごい台数じゃない?現時点で数千万台の受注があるってこと.うーん,すごいなあぁ.
こういった流れもきちんと理解しておかないと,ある日突然,世の中変わっちゃったなんてことになっちゃうよな.

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